こんにちは、vol.3から10zineメンバーになりました小松です。
6月10日(月)〜6月16日(日)の1週間、中央区警固のalbusさんで10zine vol.3を開催しました。
梅雨空を見上げて、「お客さん来てくれるかなー?」とつぶやくメンバーもおりましたが、
おかげさまでたくさんの方にご来場いただき、在庫切れのzineも続出の大盛況でした!
お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
さて、開催期間もメンバー数も過去最大となった今回のイベント、
いったいどんな様子だったのか、ゆっくりと振り返ってみたいと思います。
4月末、新たに13名が10zineメンバーに加わり、vol.3の参加者は33チームとなりました。
顔合わせ会、打ち合わせ…と集まる機会はあるものの、当たり前ですが、zine作りは完全に個人作業なんですよね。
メンバー各自、仕事や学業の合間になんとか時間を見つけて、ぎりぎりまで作っている模様。
そして、いよいよ開催前日。みんな持ってきました!こちらが新作のzineです。
さらに、展示用パネルが運ばれてきます!
入り口でお出迎えする顔はめパネルもバッチリです。一気に会場らしくなってきました。
実はこのパネル制作、驚くことにマンガ家もデザイナーもパネル職人も、みんな10zineメンバーなんです。
その道のプロが、楽しみながら率先して制作を進めていくから、段取りも調整も速いこと速いこと。
しかも確かなクオリティー。ただただ感心するばかりです。
もちろん職人技を持ってないメンバーも、はさみやマスキングテープを使って、会場に彩りを添えていきます。
ときには体を張って、頑張っている若者もいます。みんな真剣です。
きれいに飾れば、10zineがこれまでに出会った、zineを愛する人々との出来事や思い出を一気にご覧いただけるようになりました。台北、東京、浜松、札幌…、思い出が蘇って、涙ぐむメンバーの声も聞こえてきます。
会場の一番奥には、札幌のNEVER MIND THE BOOKSさんの展示販売コーナーを設けました。
壁一面のカラフルな絵は、札幌のペイントライブで描かれた模造紙をそのまま飾っています。
会場がとても華やかになり、足を止めて絵を眺める方、続出。
販売品の中には、Tシャツやエコバッグ、CD付き絵本まであり、zineの幅広さを伺えます。
こうして始まったvol.3、会場にはアーカイブも含め、なんと約180種類ものzineが並びました。
お店番になったメンバーが、zineをより手に取ってもらえるように、ポストイットやマスキングテープを使って日に日に工夫をしていくから、来るたびに会場の景色が変わっていて、それを観るのも本当に楽しみでした。
一度ではどうしても読み切れず、メンバーはもちろん、お客さんの中にも何度も会場に足を運んでいる方がいらっしゃいました。最終日閉店時刻までこの混雑。嬉しい限りです。
恒例のお客さんとつくるzine、客zineでは「福岡にキュン」というタイトルで福岡の自慢したい場所やものを適当に1ページにまとめ、みんなでzineをつくるというワークショップ(という名の自由に制作するコーナー)を用意しました。
楽しいページがたくさんできあがり、日に日に壁が賑やかになっていく様子が、なんとも微笑ましかったです。
あっと言う間に向かえた週末。
札幌からスペシャルゲストとしてNEVER MIND THE BOOKSの菊地さんと小島さんが、はるばる10zineのために福岡にお越し下さいました。あわせて各自のzineを紹介する交流会を開催。メンバー皆、いろいろな思いを抱いてzineを制作したことが伝わってきました。(写真上段:左が菊地さん、右が小島さん/下段:10zineメンバー)
その後会場を後にして、明太子・もつ鍋・締めは豚骨ラーメンと博多らしい老舗の味を案内させていただきました!
10zineメンバーの西山とゲストの菊地さんの誕生日が近いということで、サプライズでお祝いもしました。
札幌のお二人、楽しい夜をありがとうございました。また機会があれば、福岡にいらしてください。
10zine初心者として参加した今回、ただ「zineを作りたい」という思いをもとにつながっている10zineは、いつも自分たちが「楽しむこと」を大切にしているので、その気持ちが輪のように広がって、見に来てくれるお客様、ゲストのお二人、会場のアルバスさんをはじめ、たくさんの方にご協力ご声援いただき、素敵なイベントになっていると感じました。
とてもとても楽しい1週間でした。どうもありがとうございました。
新メンバーとともにますますパワーアップして、また遠くない未来にzineを作ってお披露目できたらと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。